『yesterday yes a day』『雨無村役場産業課兼観光係』〜村おこしもする地方ストーリー

岩本ナオさんのコミック『スケルトン イン ザ クローゼット』をご紹介しましたが、その絶妙な作風は、『yesterday yes a day』にも踏襲されています。



『スケルトンイン ザ クローゼット』とは違って地方が舞台。主人公ふたりがお決まりのハッピーエンドを迎える恋物語というわけではないのも魅力ですが、脇役のキャラがまた味わい深く、そちらを追いかけてしまったりした私です。

『yesterday yes a day』 (フラワーコミックス) 商品説明より
高校1年生の夏休み。春野小麦(はるのこむぎ)が住む村に、東京の進学校に通っていた幼なじみの多喜二(たきじ)が帰ってきた。母親が入院中でさみしい思いをしている小麦と、家族と離れて暮らす多喜二。ふたりは、子供時代のように一緒に過ごすことが多くなり…。友情みたいな、恋みたいな、微妙な季節の青春ダイアリー。



また、地方といえば、なんと地域振興が題材になった作品も。

『雨無村役場産業課兼観光係』
。またもや心に触れる登場人物たちのストーリーが、村おこしとともに描かれています。地域という場面での、若者の等身大の描写もリアルで心がこもっていて、ほかにこれが描ける人はなかなかいないのではないかと思います。




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『雨無村役場産業課兼観光係』 (フラワーコミックス) 商品説明より
大学を卒業し、地元・雨無村(あめなしむら)の役場に就職することにした銀一郎(ぎんいちろう)。この村の高校生以上の若い者は銀一郎、幼なじみのメグミ、コンビニのバイト店員・澄緒(スミオ)の3人だけ。観光係を命じられた銀一郎だが、特産も名所もない雨無村。それでも何かと事件は起こるもので!?


これまでの岩本ナオさんの作品についての記事は・・・

『スケルトン イン ザ クローゼット』〜「別にあたし」っていう女の子。

『町でうわさの天狗の子』〜ほんわかしているのに鋭いファンタジー

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