『うつほ草子』『蠶叢の仮面』(諏訪緑)〜歴史ファンタジーと人の心

コミックのお話、続けます。

ふだんは仕事や育児に追われていて、マンガを集めて真剣に読んでいる暮らしではありません。そんな中で、今後も忘れずに覚えておきたいと、私が思うマンガ家さんが、諏訪緑さんです。

中国関係の歴史ストーリーが、独特の作風で描かれます。

三国志、西遊記、秦の始皇帝・・・など、歴史の勉強のためにも用語に触れるために読んでおこうかなと思ったりもするテーマの作品なのですが、読者は、諸葛亮孔明でも三蔵法師でも、こんな風なキャラになるとは、とびっくりし、その中で、人の心の純粋さや温かさのストーリーに触れさせられると思います。とても読みやすいです。

それから、諏訪緑さんの作品で描かれる人と人との心が、わたしは好きです。

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最近の作品やメジャーな作品のほかに、特に気に入っている作品が2つあって、そのひとつが、『
うつほ草紙 (1) (小学館文庫) - 』。



空洞(うつほ)から音を奏でる琴というもの。子孫の代にまで及ぶ呪いだという“愛別離苦”の宿命。日本の平安時代と大陸との雄大な交わりにも、心ひかれます。



『うつほ草子1』商品案内より
時は平安の世。琴を司る清原家の御曹子、俊華牙(としかげ)は、遣唐使副使に任ぜられる。琴職人・春音(はるね)とともに日本を発った俊華牙は嵐の海で遭難。彼らを待ち受ける数奇な運命とは?



それから、もうひとつが、『蠶叢の仮面―シノワズリ・アドベンチャー - 』。中国の古い時代のファンタジー。

この世界観に惹かれました。また、私は、この作品に出てくるような仮面の文化にも、とても興味を感じます。





『蠶叢の仮面』商品案内より
不老不死の薬を探して江水をさかのぼる無彊と眉寿。ふたりの奇想天外な旅の行方は…!?新発見、中国古代遺蹟三星堆の巨大仮面の謎に迫る!!



文庫版のセットはこちら

うつほ草紙 コミックセット (小学館文庫) ] -
うつほ草紙 コミックセット (小学館文庫)-

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